Well-beingの実現
多様性を尊重し、社員が働きがいをもてる会社をめざす
多様性を認め合い、異なる意見が交わせることからイノベーションが起きます。
当社は、一人ひとりを尊重し多様な働き方を実現することにより、社員が安心して活躍できる職場環境を提供し、革新的なサービス提供をめざします。
また、デジタルデータ活用に関する教育に継続して取り組み、高い付加価値を提供できる人材を育成します。
| マテリアリティ | KPI | 2024年度目標 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|
| Diversity & Inclusion | 女性管理者比率 | 15% 2025年度までに |
14.4% |
| 男性社員の育児事由休暇取得率 | 100% 2025年度までに |
180% | |
| 障がい者雇用率 | 2.5% | 2.85% (当社:2.28%) |
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| 働きがい向上 | 従業員エンゲージメント率 | 改善 | 改善 (+4ポイント) |
| メンタル・フィジカル休職者率 | 対前年改善 | 対前年増 (+0.5ポイント) |
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| 総労働時間 | 1,750時間以下 2025年度までに |
1,709時間 | |
| 社会貢献活動 | 対前年増 | 対前年増 (+11%) |
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| 継続的な学習・スキル向上 | DX活用人材数 | 1,200名 | 732名 |
Diversity & Inclusion
ダイバーシティ推進
NTTグループは、「多様な個性を活かし、多様な人材の活躍推進を実行し、多様性を活かす組織づくりを実現することにより、お客さまサービスの向上、企業価値の発展、持続的な社会への発展に貢献すること」をめざしています。当社でも同様の考えのもと、社員一人ひとりが輝き続ける職場づくりをめざし、ダイバーシティ推進に向けた各種施策に取り組んでいます。
女性活躍推進
女性活躍推進法にともなう行動計画として、2025年度までに女性管理者比率15%以上達成を目標として取り組みを進めています。女性社員が、仕事とライフイベントを両立しながら活躍できる職場環境を整備し、社員自らキャリアについて主体的に考える体制づくりに努めています。具体的にはリーダーに必要なスキルを身に付け、リーダーとなるためのマインドセットを目的とした研修の実施やロールモデルインタビュー紹介などの取り組みを実施しています。2017年6月、女性活躍推進について優良な企業が厚生労働大臣より認定を受ける「えるぼし」の3段階目の認定を受けました。
LGBTQ+に関する取り組み
性的指向や性自認、性表現を含むあらゆる社員が自分らしく働ける組織をめざし、多様性受容、個々人の能力を活かすことのできる職場づくりに取り組んでいます。2025年11月、一般社団法人work with Prideが策定した、企業のLGBTQ+に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2025」において9年連続で「ゴールド」を受賞しました。
制度の適用を拡大
これまで配偶者および配偶者の親族に適用されていた「手当関連」や「福利厚生関連」などの各種諸制度について、パートナー※およびパートナー※の親族に適用範囲を拡大。
LGBTQ等性的マイノリティへのサポートを進めています。
※配偶者および婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者(同性・異性問わず)。
両立支援
育児や介護に関する制度の充実、育児と両立しながらスキルアップを継続させるための育休復職者支援研修や育児休職前後の社員に対する支援などを実施しています。
【次世代育成対策推進法と女性活躍推進法の行動計画について】
当社では、次世代育成支援対策推進法、女性活躍推進法施行に基づき、社員の仕事と子育ての両立と、女性が活躍できる職場環境づくりを目的に、以下のとおり行動計画を策定しております。
計画期間
2023年4月1日〜2026年3月31日
数値目標
(1) 2025年度までに総労働時間1,750時間以下とする
(2) 2025年度までに男性社員の育児事由休暇取得率100%以上
(3) 2025年度までに女性管理者比率15%以上達成
障がい者雇用促進
多様性の受容および社会的責任を果たすために、障がい者雇用を積極的に進めるとともに、障がい理解研修を実施するなど、働きやすい職場環境の構築に取り組んでいます。「違いを価値として認め、協業する」「配慮はすれど、特別扱いはしない」を意識した環境で、障がいのある社員も活躍しています。
北関東・信越ビリングカスタマセンターシェアードサービス部においては、障がい者を積極的に雇用しており、その取り組みが評価され、2017年1月、埼玉県より「埼玉県障害者雇用優良事業所」に認証されました。
働きがい向上
健康経営の推進
働き方改革の取り組みと連動しながら、社員とその家族の心身の健康保持、病気の予防・改善に向けた健康施策に取り組んでいます。
<これまでの主な取り組み実績>※一部予定含む
| 健康保持・増進の取り組み |
・定期健康診断などの受診の徹底(2024年度精密検査受診率:100%) ・健診項目の充実 ・社内サイトやアプリでの健診結果の閲覧 ・社内サイトでの健康情報の発信 ・アプリを活用した社員向け健康サポート ・特定保健指導対象者への積極的な働きかけ ・ウォーキングイベントの開催(第4回参加率:69%、満足度91%) ・社員向け健康セミナーの定期的な開催 ・禁煙セミナーの開催(2024年度喫煙率:18.6%昨年比▲0.9%) ・睡眠セミナーの開催と睡眠に関する個別お悩み相談 ・年齢別健康セミナーの実施 ・女性向けセミナーの開催 ・健康診断結果の見方・活用方法に関する動画配信 ・健康増進器具を事業所内に設置(一部) |
| メンタルヘルスの取り組み |
・メンタルヘルス研修(管理者向け・社員向け)の定期的な開催(2023年度参加率:99%、理解度99%) ・メンタルヘルスマネジメント検定U種の取得支援(2024年度管理者取得率:93.8%) ・1on1ミーティングの実施 ・パルスサーベイ(月1回)、ストレスチェック(年1回)の実施 ・社内・社外の相談窓口の設置 ・本社、各組織による連携した職場環境の改善 |
こうした取り組みが評価され、当社は、経済産業省が推進する健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」に認定されました。
当社における健康経営に関する基本的考え方
社員一人ひとりが意欲と活力を高めながら、心身ともに豊かに活き活きと働くことができる環境づくりに向けた健康経営施策を推進することで、社員の健康保持・増進、Well-being向上を図り、結果として当社の持続的な成長・発展へつなげていく好循環を確立します。
健康経営推進体制
豊かな社会づくりへの貢献
当社は、音楽文化発展の支援事業の一環として、世界的なヴィオラ奏者・今井信子氏の提唱でスタートした「ヴィオラスペース」に1997年から協賛しています。
33回目の「ヴィオラスペース2025」は、2025年5月〜6月に東京・大阪・仙台でコンサートが開催されました
。また、2025年は3年に一度の「東京国際ヴィオラコンクール」も同時開催され、世界各国から多数の応募者があり、上位3名の入賞者が決定しました。
ヴィオラコンサート、若手演奏家向けワークショップなどを通じた地域社会との交流、質の高い文化活動への支援を通して、引き続き豊かな社会づくりに貢献していきます。
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写真提供:テレビマンユニオン
撮影:藤本史昭 -
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復興支援の取り組みに参加
当社は、東日本大震災からの復興を願い、福島や東北、さらには全国を応援することを目的とした「さくらプロジェクト」に2013年から参加しています。復興のシンボルとして福島県で育てられた新種の桜「はるか」の植樹活動を通じて、東日本大震災の記憶の風化を防ぎ、復興支援や防災につなげる取り組みに貢献しています。
2025年3月には、節目となる10回目の植樹を兵庫県淡路市で、また、2027年に「GREEN×EXPO
2027」が開催される神奈川県横浜市で2回実施しました。
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淡路市 北淡震災記念公園
(2025年3月) -
横浜市 瀬谷本郷公園
(2025年3月)
<今までの寄贈・植樹先>
- ✿ 2024年 3月 三鷹中央防災公園・元気創造プラザ(東京都三鷹市)
- ✿ 2024年 3月 阿南市科学センター(徳島県阿南市)
- ✿ 2023年 3月 於大のみち(愛知県東浦町)
- ✿ 2022年 3月 あけぼの公園(宮城県気仙沼市)
- ✿ 2020年 12月 セデッテかしま(福島県南相馬市)
- ✿ 2020年 2月 青野川ふるさと公園(静岡県南伊豆町)
- ✿ 2018年 4月 品川シーズンテラス(東京都港区)
- ✿ 2017年 3月 水前寺成趣園(熊本県熊本市)
- ✿ 2015年 11月 大原美術館(岡山県倉敷市)
植樹される八重桜「はるか」
