参加経験者 × メンター座談会
本音で振り返るインターンシップ
実際のところ、インターンシップってどんな雰囲気?どんな収穫があるの?
学生時代にインターンシップを経験した社員が、当時、メンターだった先輩社員と語り合い、
学んだこと、感じたことを、リアルに振り返ります。
PROFILE
岩嵜 利洋
2018年入社
NTT・TCリース出向
エリア営業部 NTT営業部門
経済学部 経済学科卒
元インターン生
水谷 汐里
2018年入社
NTT・TCリース出向
グローバル事業部 国際管理部門
教育学部 教育学科卒
元インターン生
一楽 勝
2011年入社
ビリング事業本部 サービス推進部
法学部卒
元メンター
CROSS TALK 01
初対面のメンバーどうしだからこそ味わえる緊張感と高揚感
一楽 私がメンターとして、二人に出会ったのは、3DAYSの「ファイナンス戦略立案セミナー」でした。そもそも二人が当社のインターンシップに興味を持ったきっかけは何だったの?
水谷 インターンシップ合同説明会で、人事の方に話を聞いたのがきっかけです。「金融知識が全くない私でも本当に参加できますか」と質問したら、「ガッツがあれば大丈夫」とおっしゃっていただき、それに勇気を得て応募しました。
岩嵜 就活スカウトサイトに登録していたところ、インターンシップのご案内をいただきました。正直、社名も知らなかったのですが、金融業界には興味があったし、実際どういうものなのか学んでみようと思って応募しました。
一楽 「ファイナンス戦略立案セミナー」は、4〜5人のチームに分かれて、ディスカッションしてファイナンス戦略を立案し、最終的にはプレゼンするという流れ。二人を含む4人のチームに、私がメンターとして付いたわけだけど、最初に顔合わせした時は緊張気味だった?
岩嵜 このチームで3日間、やり通せるのかなという不安はあったかも。でも、一楽さんがざっくばらんに話してくれたので、肩の力が抜けました。
水谷 私が思ったのは、全く初対面の人たちだからこそ、逆に恥をかくことを恐れず、思いっきり議論できるのではないかということ。実際そうでした。
CROSS TALK 02
議論し尽くし、答えのないリアルなビジネスをつくる醍醐味
一楽 ディスカッションが進むうちに、岩嵜さんが議長役で、水谷さんが議論を円滑に進めるアシスト役というように、きれいに役割分担ができてきたのには感心しました。
水谷 議論が白熱しすぎて膠着状態になることがあって、その都度、次のプロセスに進めようと努めていたら自然にそうなった感じです。その中で、人を説得するのは難しいものだなと痛感しました。特に3対1で意見が分かれて平行線になった時はきつかった(苦笑)。
岩嵜 「グローバル事業を展開するにあたってどの国に参入するか」について議論した時ですね。バングラディシュとエチオピアで意見が分かれたんだけど、どちらにも理はあって……。
一楽 そうだね。それぞれがしっかり下調べした上での結論だから、どちらもアリでした。でも、限られた時間の中で一つの結論を導き出すのも、ビジネスでは大切なところ。なので、「時間的な決まりもあるから、今は多数決で決めよう」とアドバイスしたね。
岩嵜 途中ゴタゴタがありつつも、プレゼン内容が固まって、分担してスライドを作る段階になると、メンバー全員が同じゴールに向けて一致団結できて、いい流れになりました。
水谷 盛り上がりすぎてその日のワークが終わった後も、4人でカフェに行って話し合いの続きをしましたね。
一楽 そこまで頑張ってくれたんだ!
岩嵜 議論自体が面白かったし、結論に自信も持てたので、プレゼンするなら、わかりやすく伝えたいという一心でした。
CROSS TALK 03
インターンシップを通して視野が広がり、就活に向けての大きな自信に
一楽 3日目の朝にスライドが出来上がっていたのには驚きました。もちろん立案したファイナンス戦略の内容も良かったし、プレゼン自体も素晴らしかったです。
岩嵜 結果、優勝できてうれしかったし、こういう仕事ができるのなら、楽しくやれそうだと思いました。
水谷 私もリース業界って面白いなと実感できました。それに、大学ではリアルなビジネスをつくりあげるというワークをしたことがなかったので、本当に楽しくて貴重な体験になりました。
岩嵜 一番の収穫は、NTTファイナンスという会社とその仕事の魅力を発見できたこと。インターンシップに参加していなければ、僕は今ここにいません(笑)。
水谷 私は、苦手意識のあったグループワークが楽しいと思えるようになったのも大きかったです。
一楽 ここまで議論をしっかりし尽くすインターンシップはなかなかないんじゃないかな。ファイナンスの歴史からリース業界のこと、NTTグループの中での当社の立ち位置まで学ぶことができ、その上、金融知識のない学生さんでもディスカッションの訓練になる。当社を志望してもしなくても、参加して得するインターンシップだと思います。
水谷 本当にそう。私も思い切って参加してみてすごく視野が広がったし、その後の就活に向けての自信にもなりました。
岩嵜 会社の雰囲気をつかむにも、インターンシップはいい機会。後輩には、自分に合うか合わないか判断するためにも、気になったら参加してみてほしいと伝えたい。
水谷 メンター以外の先輩社員と話す機会もあるのがいいですよね。最初は間が持たないかなと心配したのですが、先輩社員の方から話を振ってくださったので、会話が弾みました。堅い話ばかりでなく、プライベートに踏み込んだ話を聞くこともできて、最後には恋バナになってました(笑)。
一楽 「どんなインターンシップに参加すればいいかわからない」「どんな業界に興味があるのかもわからない」など、足踏みしている学生さんも大歓迎。きっと、それぞれに収穫があるのでぜひ参加してほしいですね。