Vol.007『日体大時代 / 練習量は高校時代の3倍超!水泳と向き合った4年間』

水泳部の一日は朝練から始まる。
朝5時半に集合。1年生はその1時間前に行って準備をするので、4時半にはプールにいた。約2時間しっかり泳いで8時に朝練終了。寮に戻ったら、朝食をとって速攻授業へ。

午後の練習は16時半くらいから。プールの準備は4限の授業がない人が担当するのだけれど、1年生全員に4限がある場合は、2年生にお願いすることになる。

「体育会」というイメージに違わず、日体大水泳部は上下関係がとてもしっかりしている。先輩にお願いごとをするときのお作法や、礼儀に対する決まりごとは覚えるまでなかなか大変だったが、社会人になって役に立っていることも大いにあるので、良い経験をさせてもらったと思っている。

午後の練習が終わるのは、夜20時ごろ。それから夕食を取って、大体23時ごろには就寝。火曜日から金曜日はこのルーティンだ。土日も練習があるので、休みは月曜日のみ。

高校時代までは週3日程度で1日あたり3,000〜4,000mの練習量だったのが、大学に入ってからは週6日、1日あたり4,000〜7,000mと、泳ぐ距離だけでも今までの3倍以上。それにウエイトトレーニングなどが加わる。かなりハードで、がっつり水泳と向き合った4年間だった。

水泳部の同期とは、今もつながっている。特に頻繁に連絡を取り合ったりすることはないが、大会の報告などをインスタグラムに投稿するとリアクションをくれることも。そういう反応はうれしいし、仲間ってありがたいなと、しみじみ思ったりもする。

専属コーチ・鷲尾拓実さん談

1年生から3年生のころまでは、練習について行くに必死だったと思います。同級生や先輩に励まされながら、がむしゃらに頑張っていました。しかし照れくさいのか、後輩と話している場面はほとんど見られませんでした。

窪田幸太 公式インスタグラム窪田幸太 公式インスタグラム