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- Paris 2024 Paralympics/パリの熱狂のなかで。開会式からレース当日まで


Vol.020Paris 2024 Paralympics/パリの熱狂のなかで。
開会式からレース当日まで
開会式を数日後に控えたある日、木村さんから「何度かパラリンピックに出場しているけれど、開会式に参加できるチャンスって、なかなか、ないんだよね」という話を聞いた。
今回の開会式について、パラ水泳チームでは、「2日目までレースがない人で希望する人」との条件が提示された。僕のレースは大会3日目。東京2020パラリンピックでは参加できなかったし、「こんなチャンスはそうないかも」と思い、思い切って参加することにした。「なかなか参加できない」と言っていた木村さんも一緒に。
凱旋門からシャンゼリゼ通りをパレードして、一直線上にあるコンコルド広場へ。沿道は、パレード目当ての人であふれ、めちゃくちゃ盛り上がっていた。それを肌で直に感じることができるのは、現地でパレードに参加した者の特権だ。
反面、会場がどうなっているのか、今どんな状況なのかは、さっぱりわからない。「開会式始まったのかな?まだかな?」「あ、大会マスコットのフリージュだ。写真撮ろう」「なんだ?ブルーインパルス飛んできたよ」など、わいわい楽しみながら会場に向かっていった。ちなみに超音速で頭上を通り過ぎたブルーインパルスを、僕はスマホの動画でばっちり収めることができた。「すばらしい反応!」と誰かがほめてくれた。
※僕のインスタ(kota.k.36_official)にその映像がありますので、興味のある方はご覧ください。
凱旋門を出発した時はまだ明るかったけれど、コンコルド広場に到着した時にはすっかり日が暮れていた。キラキラとカクテル光線に包まれた会場。満員の客席を眺めながら大歓声の中を行進し「いよいよ始まるな」と気持ちの高まりを感じた。式典は盛り上がっていたけれど、翌日の練習のことも考え、会場を半周して、僕たちパラ水泳チームは帰路についた。
開会式の翌日は、朝練習で泳ぎ、本番に備えた。
僕たちパラ水泳チームは、初日に鈴木孝之選手が金、2日目もメダル獲得と、良い流れができていた。大会3日目の朝、「気持ちが上がり過ぎることなく、かといって上がらなすぎることもなく、いい感じ」で僕自身のレース本番を迎えた。
お母さん談
レース前日、パリに到着しました。とりあえず飛行機が無事に飛んでよかったです。幸太には、ホテルに着いたことだけ連絡しました。パリは、30年ほど前の新婚旅行以来。オリパラグッズを売っているお店やスリーアギトス、オリンピックマークのオブジェなど、大会ムードにあふれた街並みも堪能しました。
