株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)と、NTTグループの金融中核会社として金融・決済サービスを展開するNTTファイナンス株式会社(代表取締役社長:前田幸一、以下「NTTファイナンス」という。)は、航空機エンジンリース事業の協業について合意し、DBJが設立した100%子会社である株式会社Vリース(以下「Vリース」という。)に関し、株式の一部をNTTファイナンスが取得する契約を締結しました。
DBJは従来から航空機および航空機エンジンの研究開発に対し、30年近くに渡ってサポートし、日本企業の国際競争力強化の向上を企図しています。Vリース設立においても、日本企業が参画するエンジンの共同開発主体である日米欧メーカーの合弁会社に対してリースを提供することにより、合弁会社の財務体質は改善される一方で、合弁会社内部における日本企業の存在感を高めることを企図して取り組んできました。
NTTファイナンスは、航空機をグローバル市場での高い流動性と価値が見いだせるグローバルアセットと位置付け、成長分野である航空機リース・ファイナンスについて専門組織を設置し、これまで様々な取り組みを推進してきました。
DBJとNTTファイナンスは、長年、航空機ファイナンス事業等において関係を構築してきましたが、本件を契機に、航空機エンジンリース事業においても協業していくこととなります。
本件協業を通じて、相互の強みを併せることにより、航空機エンジン業界のさらなる発展に寄与するものと考えています。
【お問い合わせ先】
NTTファイナンス株式会社 経営企画部 広報部門 電話番号03-5445-5585