収納代行サービスとは?メリット・デメリットや決済代行サービスとの違いを解説

オンラインショッピングやサービス利用の拡大にともない、企業にとって効率的な料金回収の仕組みの構築がますます重要になっています。
そんな中、注目を集めているのが「収納代行サービス」です。
特にコンビニ収納をはじめとした便利な支払方法を提供できるサービスであり、企業の業務負担を軽減しつつ、顧客のニーズにも応えることが可能です。
本記事では、収納代行サービスの概要や仕組み、メリット・デメリットについて詳しく解説します。料金回収の効率化や顧客満足度向上をめざす方はぜひ参考にしてください。
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目次[非表示]
収納代行サービスとは

収納代行サービスとは、顧客がオンライン上で購入した商品やサービスの料金を代わりに回収するサービスのことをいいます。
主な支払方法はコンビニ収納ですが、銀行振込や口座振替に対応している場合もあります。
サービスによっては、オプションでクレジットカード払いや電子マネー払いなど、多様な決済手段を追加することも可能です。
収納代行サービスについて、次の3点から深堀りしていきましょう。
収納代行サービスの仕組み
収納代行サービスの仕組みは、次のとおりです。

出典:コンビニ代理収納サービスの仕組み|日本代理収納サービス協会
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収納代行サービスの設定によって、「支払い完了後に商品を発送する場合」「商品と一緒に払込票を送付し後払いを可能にする場合」の2パターンの運用が可能です。
収納代行サービスの利用料金
収納代行サービスの利用時には、主に次のような料金が必要です。
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初期費用はサービスの導入時にかかる料金、月額利用料は毎月サービスを利用するうえで必要な料金です。初期費用と月額利用料は、サービスによって無料の場合もあります。
決済手数料は決済が発生するたびにかかる料金なので、一番コストがかかる部分といえます。1件あたり◯円と決められている場合と、利用料金の◯%と決められている場合があります。
なお、払込票発行手数料は1件あたり◯円と決められていることが多いです。
顧客の支払方法
顧客は、払込票または払込用番号を利用して支払います。
紙の払込票が発行されている場合は、コンビニのレジで払込票を提示して支払います。公共料金や国民年金などと同じ要領で決済ができるため、高齢者などキャッシュレス決済に不慣れな方でも利用しやすいのが特徴です。
払込用番号が購入完了画面やメールで案内されている場合は、コンビニ内の端末で番号を入力し、発行された控えをレジで提示して支払います。この方法はペーパーレスであるため、払込票の作成や紛失のリスクを避けられる点がメリットです。
収納代行サービスと決済代行サービスの違い

「収納代行サービス」と「決済代行サービス」はいずれも決済業務を代行するサービスですが、次の2点で異なります。
収納代行サービス | 決済代行サービス | |
コンビニ収納がメイン | コンビニ収納のほか、クレジットカードや電子マネーなど多様 | |
販売側または購入者 | 基本的に販売側 | |
こんなときにおすすめ | 現金払いを好む顧客が多い場合 | キャッシュレス決済を好む顧客が多い場合 |
違い1.利用できる決済方法の種類
収納代行サービスはコンビニ収納がメインなので、現金払いを希望する顧客層に適しているサービスです。
一方で、決済代行サービスはコンビニ収納だけでなく、クレジットカードや電子マネー・バーコード決済・スマートフォンのキャリア決済など複数の決済方法を提供できます。
そのため、キャッシュレス決済を好む顧客が多い場合や、幅広い決済方法に対応することが目的である場合は、決済代行サービスのほうが適しているといえます。
違い2.手数料を負担する人
収納代行サービスでは、手数料を購入者に負担させることも可能です。この仕組みは低単価商品の販売時に有効ですが、顧客満足度が下がるリスクもあります。
一方、決済代行サービスでは手数料を販売側が負担するのが一般的です。
どちらを選ぶべきかは、事業目標や顧客層をもとに判断することをおすすめします。
下記の記事では、決済代行サービス27選を徹底比較した結果をまとめています。決済代行サービスの導入をご検討している方はあわせてご覧ください。
収納代行サービスを利用する2つのメリット

収納代行サービスを利用することで得られる主なメリットは、次の2つです。
メリット1.販売のチャンスを広げられる
収納代行サービスを利用するメリットの一つに、販売のチャンスを広げられることが挙げられます。
総務省の「令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、インターネットで商品を購入する際の決済手段は、1位がクレジットカード・2位が電子マネー・3位がコンビニエンスストアでの支払いでした。

引用:令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)P.34「図表5-14 インターネットを使って商品を購入する際の決済手段」|総務省 情報流通行政局
クレジットカード払いは約75%にものぼる一方で、クレジットカードを持っていない未成年や、セキュリティ面を懸念してクレジットカード払いを避ける消費者も一定数存在します。
このような消費者に対して、収納代行サービスを活用してコンビニ収納を導入することで、購入の機会を提供できます。
メリット2.業務効率化ができる
業務効率化ができることも、収納代行サービスを利用するメリットです。
通常、企業がコンビニ収納を導入するには、各コンビニチェーンと個別に契約を結ぶ必要があり、契約手続きや管理業務が複雑になります。
しかし収納代行サービスを利用することで、1つの契約だけで複数のコンビニでの決済が可能になります。
また、入金情報を一元管理できるため、入金確認や処理にかかる手間の大幅な削減が可能です。
収納代行サービスを利用するデメリット

多くのメリットがある収納代行サービスですが、いくつかのデメリットもあります。主なデメリットは次の2つです。
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収納代行サービスには初期費用・月額利用料・手数料などのコストがかかります。特に月額利用料や決済手数料は、継続して支払いが必要な「ランニングコスト」として負担になります。
そのため、サービスの導入により得られる効果とコストのバランスを慎重に検討することが重要です。
また収納代行サービスでは、商品と一緒に払込票を送付する「後払い」形式を選ぶことが可能ですが、顧客が支払いをしなかった際に代金を回収できないリスクがあります。
一部の収納代行サービスでは、未払時の保証を提供している場合もあるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。
収納代行サービスを選ぶ際の3つのポイント

収納代行サービスを選ぶ際は、次の3つのポイントを重視しましょう。
ポイント1.費用対効果があるか
収納代行サービスを選ぶ際は、「費用対効果があるか」が一つのポイントです。
収納代行サービスは、導入・利用するためにコストがかかります。
導入時には初期費用が、利用時には月額利用料や各種手数料が必要であり、特に月額利用料や各種手数料は利用を続けるうえでランニングコストとして長く支払うものです。
収納代行サービスを利用することで削減できる業務コストや得られる収益を踏まえて、見合ったサービスを選びましょう。
ポイント2.取り扱い店舗数は十分か
支払いできる店舗の数も、収納代行サービス選びで欠かせないポイントです。
収納代行会社によって、取り扱いのあるコンビニチェーンが異なります。
全国的にコンビニ収納を導入したいのであれば、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど、どの地域でも展開している大手のコンビニチェーンを取り扱っている会社を選ぶのがおすすめです。
より多くのコンビニチェーンに対応しているほうが、支払いで利用できる店舗が増えることによる顧客の満足度向上が見込めます。
ポイント3.収納代行における実績が豊富か
収納代行サービスの選定では、利用企業数や導入実績、サービス運営歴なども確認しましょう。
長年運営されているサービスは、多くの企業や業種に対応した経験が豊富で、信頼性が高いといえます。
利用者のレビューや口コミも参考になるので、あわせてチェックしてみてください。
収納代行サービスならNTTファイナンスの「回収代行サービス」がおすすめ

NTTファイナンスの「回収代行サービス」は、請求情報を作成するだけで、NTTファイナンスが代わりにエンドユーザーへ請求するサービスです。
Web上の管理画面からエンドユーザーごとに入金があったかを判別し、消込まで自動反映できるため、手作業による確認・入力作業を大幅に削減できます。
エンドユーザーが選択できる支払方法は次のとおりです。
【回収代行サービスが提供している支払方法の例】
※電話料金合算とは、NTTグループ各社の通信料金などと一緒に請求するお支払方法です。 |
30種類以上の決済手段を提供しており、法人・個人にかかわらず利便性の高い選択肢を提供します。回収代行サービスの詳細を知りたい方は、下記のバナーからダウンロードできる資料をご覧ください。
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収納代行でよくある2つのQ&A

収納代行でよくある2つの質問について、Q&A形式でまとめました。気になる質問からご確認ください。
Q1. 収納代行は安全ですか?
はい、収納代行は販売業者にとっても安全性の高い仕組みです。
代行会社が購入者から代金を受け取るため、直接的な支払管理の負担が軽減されます。ただし、代行会社が販売側に代金を送金しないリスクもあるため、信頼できる収納代行会社を選ぶことが重要です。
また、収納代行は購入者にとって安心できるサービスでもあります。
代行会社へ支払った時点で、購入者の支払義務は消滅するため、仮に代行会社が販売業者に代金を渡さない場合でも、二重請求されるリスクはありません。
ただし高額な取引においては、サービス内容や利用規約を事前に確認することをおすすめします。
Q2.収納代行と資金移動業はどう違うのですか?
収納代行と資金移動業は、どちらも代金を受け取り販売側に渡す仕組みですが、次の点が異なります。
収納代行 | 資金移動業 | |
業務内容 | 販売側から「代金受領に関する権限」を委託され、購入者から代金を受け取り販売側に渡す | 購入者から代金を受け取り、販売側に移動させる「代金の移動」のみを行う |
支払義務の消滅タイミング | 代行会社へ支払った時点で消滅(消費者) | 販売側に届いた時点で消滅 |
法律・規制 |
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消費者へのリスク | 二重請求のリスクが低い | 販売側へ代金が届かない場合、二重請求される可能性がある |
販売者は、収納代行会社が販売側に代金を渡さない場合、未回収リスクが発生することがあります。そのため、信頼できる収納代行会社を選ぶことが大切です。
収納代行会社の選定ポイントは先述の「収納代行サービスを選ぶ際の3つのポイント」にて解説していますので、参考にしてください。
収納代行サービスを活用して業務を効率化しよう

収納代行サービスは、業務効率化や販売チャンスの拡大を実現できる便利なサービスです。
一方で、利用に際してはコストや未払いリスクなどを考慮し、事業規模や顧客ニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。
信頼できる収納代行会社を選び、コストパフォーマンスを十分に検討すれば、業務の効率化や顧客満足度の向上につながります。ぜひ収納代行サービスの導入を検討してみてください。
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