自主性と創造性の尊重、ダイバーシティ推進
NTTグループは、「多様な個性を活かし、多様な人材の活躍推進を実行し、多様性を活かす組織づくりを実現することにより、お客さまサービスの向上、企業価値の発展、持続的な社会への発展に貢献すること」をめざしています。当社でも同様の考えのもと、社員一人ひとりが輝き続ける職場づくりをめざし、ダイバーシティ推進に向けた各種施策に取り組んでいます。
女性活躍推進法にともなう行動計画として、2022年度までに女性管理者比率8%以上達成を目標として取り組みを進めています。女性社員が、仕事とライフイベントを両立しながら活躍できる職場環境を整備し、社員自らキャリアについて主体的に考える体制づくりに努めています。具体的にはリーダーに必要なスキルを身に付け、リーダーとなるためのマインドセットを目的とした研修の実施やロールモデルインタビュー紹介などの取り組みを実施しています。2017年6月、女性活躍推進について優良な企業が厚生労働大臣より認定を受ける「えるぼし」の3段階目の認定を受けました。
育児や介護に関する制度の充実、育児と両立しながらスキルアップを継続させるための育休復職者支援研修や育児休職前後の社員に対する支援などを実施しています。
当社では、次世代育成支援対策推進法、女性活躍推進法施行に基づき、社員の仕事と子育ての両立と、女性が活躍できる職場環境づくりを目的に、以下のとおり行動計画を策定しております。
多様性の受容および社会的責任を果たすために、障がい者雇用を積極的に進めるとともに、障がい理解研修を実施するなど、働きやすい職場環境の構築に取り組んでいます。「違いを価値として認め、協業する」「配慮はすれど、特別扱いはしない」を意識した環境で、障がいのある社員も活躍しています。
北関東・信越総合料金センター事務サービス部においては、障がい者を積極的に雇用しており、その取り組みが評価され、2017年1月、埼玉県より「埼玉県障害者雇用優良事業所」に認証されました。
車イス体験
視覚障がい体験
性的指向や性自認に関わらず、誰もが自分らしく働ける組織や社会の実現をめざして、多様性受容、個々人の能力を活かすことのできる職場環境づくりに向けて取り組んでいます。2020年11月、任意団体work with Prideが策定した、企業のLGBT等性的マイノリティに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2020」において4年連続で「ゴールド」を受賞しました。
「NTTグループ人権憲章」のもと、人権に対する認識を高め、多様性を尊重し、差別やハラスメントのない健全な職場環境づくりを行い、人権問題の解決・解消に努めるなど、人権啓発を推進しています。集合研修、eラーニング研修、および人権啓発標語の募集を毎年実施しているほか、社内イントラネットでの情報発信やハラスメント事例を紹介するメールマガジンの毎月発行など、人権意識の向上、ハラスメントの未然防止に向け、全社員で取り組んでいます。また、人権・ハラスメント相談窓口を社内と社外に設置し、社員が安心して相談できる環境を整えています。
相談窓口周知ポスター
働き方改革の取り組みと連動しながら、社員とその家族の心身の健康保持、疾病の予防・改善に向けた健康施策に取り組んでいます。
<主な取り組み内容>
こうした取り組みが評価され、2020年3月、経済産業省が推進する健康経営優良法人制度「健康経営優良法人2020」の認定を受けました。