Web請求書システム比較10選!メリットや選び方など総まとめ
Web請求書システムとは、インターネット上で請求書の作成・送付・保管などを自動化できるシステムです。
システムを導入することで、請求書関連の業務効率化や人的ミスの削減・法改正への柔軟な対応ができます。
本記事では、このWeb請求書システムの概要や導入メリット・選び方などを紹介します。
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※各サービス内容は2024年3月時点の情報です。
目次[非表示]
- ・Web請求書システムとは?機能や導入する必要性も紹介
- ・Web請求書システムを導入する3つのメリット
- ・Web請求書システムを導入する際の注意点
- ・Web請求書システムの失敗しない選び方4選
- ・おすすめWeb請求書システム10選!タイプ別に紹介
- ・タイプ1.【発行側】Web請求書の作成・発行ができるシステム5選
- ・1. 回収代行サービス:料金の請求・回収を代行してもらえる
- ・2. 楽々クラウド決済サービス:請求・回収代行に加え、顧客管理が可能
- ・3. ナビエクスプレス:利用中の明細書デザインを変えずに請求書作成が可能
- ・4. 楽楽明細:請求書の印刷・三つ折り・封入・発送の手間を省き業務効率化へ
- ・5. 請求QUICK:月額無料で請求書発行・入金消込・仕分けまで利用可能(月50通まで)
- ・タイプ2.【受領側】Web請求書の受領ができるシステム5選
- ・Web請求書システムを活用して経理業務を効率化しよう
Web請求書システムとは?機能や導入する必要性も紹介
Web請求書システムとは、インターネット上で請求書の作成・送付・保管などができるシステムのことです。「電子請求システム」とも呼ばれ、業務の効率化が図れます。
Web請求書システムの主な機能
Web請求書システムは、サービスによって細かな機能が異なります。主な機能は下記のとおりです。
機能 |
内容 |
請求書の作成 |
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請求書の送付 |
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請求書の受領 |
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請求書の保管 |
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システムを有効活用するためにも、自社が抱える課題を解決できるシステムを選ぶことが重要です。
詳しくは、後ほど「Web請求書システムの失敗しない選び方4選」で解説します。
Web請求書システムを導入する必要性
経理業務は専門知識が必要であり、知識がない人にとっては難しいものです。
また、業務の煩雑化や労働人口の減少などの影響で、経理担当者の人材確保に課題を抱える企業も少なくありません。
一方で、Web請求書システムを導入すると、経理業務の負担を大幅に軽減し、人材不足の緩和につながります。
さらにシステムの導入後は、テレワークをはじめとする働き方改革も実現しやすくなります。テレワークは多様な働き方に対応する企業として、イメージや好感度の向上にも有効です。
- 経理業務の負担を軽減したい
- 従業員が働きやすい環境を構築したい
などと考えている企業にとっては特に、Web請求書システムを導入する重要性は高いといえます。
なお下記の記事では、経理業務でテレワークを導入するメリットや方法について紹介していますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。
Web請求書システムを導入する3つのメリット
ここでは、Web請求書システムを導入する際のメリットを3つ紹介します。
メリットを知ることで、Web請求書システムを導入した際に効果を高めやすくなります。
メリット1.業務効率化とペーパーレス化につながる
Web請求書システムは、発行機能を有したシステムに一度取引データを設定すれば、請求書の自動作成や送信が可能となり、作業の手間が大きく削減できます。
さらに、請求書を電子データ化して管理することで、紙の印刷や請求書の保管に関わる業務が不要になる点も大きな利点です。
Web請求書システムの導入によりペーパーレス化が進むと、書類の保管に必要な場所やコストを削減できるだけでなく、リモートワークの促進にも役立ちます。
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メリット2.人的ミスを軽減できる
Web請求書システムの導入は、請求書に関わる業務を自動化でき、手作業によるミスの軽減にも効果的です。
前提として、請求書業務のミスは自社内のみならず取引先にも影響を及ぼす恐れがあります。
この点、Web請求書システムを使用すると手作業がなくなるため、データ入力の誤りや計算ミスなど、人的ミスの根本からの排除が可能です。
人的ミスの軽減は、経理担当者にかかるプレッシャーを減らし、安心して業務に取り組める環境を提供することにもなります。
また、ミスの軽減は企業の運営においても利点となり信頼性の向上にも有効です。
メリット3.法改正への柔軟な対応ができる
経理業務を進めるうえでは、電子帳簿保存法やインボイス制度など関連する法律への理解が欠かせません。
万が一、法律に正しく対応できないと、罰則を科せられる恐れもあります。
そのようななか、多くのWeb請求書システムでは法改正に対応できるように機能のアップデートが随時おこなわれています。
導入企業の視点に立つと、アップデートされたシステムを利用することで、法改正やルール変更に対して容易かつ柔軟な対応が可能です。
Web請求書システムの導入は法律を遵守し、安心して業務を進めるためにも効果的な手段といえるでしょう。
Web請求書システムを導入する際の注意点
Web請求書システムを導入する際は、取引先へ電子請求書に切り替える旨を伝え、受け入れ体制を確認することが重要です。
紙の請求書から電子請求書への突然の変更は、取引先がスムーズに対応できない恐れもあります。
電子請求書の導入を円滑に進めるためにも、事前に取引先へ案内状を送付し、変更の内容とスケジュールを共有しておきましょう。
案内状では、請求書を電子化した場合の「発行側と受領側の双方にとってのメリット」を伝えます。メリットを伝えることによって、取引先も電子化への移行を検討する可能性があり効果的です。
同時に、取引先ごとに電子請求書を受け入れるのか、紙の請求書を継続するのか、それぞれの対応方法をExcelなどのツールで管理することで情報を整理しやすくなります。
当サイトでは、電子化した請求書を発行する際に気をつけるべきことがわかる資料を無料配布していますので、下記からお気軽にダウンロードしてください!
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Web請求書システムの失敗しない選び方4選
ここからは、Web請求書システムの失敗しない選び方を紹介します。
選び方を知ることで自社に合ったシステムを選択でき、失敗のリスクを最小限に抑えられます。
選び方1.自社の課題にあったシステムか
Web請求書システムは、請求書業務をどこまでカバーできるのか機能によって異なります。
Web請求書システムを導入する際は、自社の課題を解決できるシステムであるのかの確認が重要です。
次のように、自社の課題を踏まえてシステム選びを検討しましょう。
その他にも「インボイス制度や電子帳簿保存法に対応したシステムを選択したい」など、自社の経理業務で抱えている課題をカバーできるシステムを選ぶのがポイントです。
選び方2.信頼できる企業・導入実績があるか
Web請求書システムを導入する際は、自社の機密情報を委託することになります。
取引先の情報を安心して開示するには、システム提供元が信頼できる企業でなければなりません。
信頼できる企業は品質管理やセキュリティ面に優れていたり、耐久性があり長期間に渡って信頼性の高い機能を維持したりする傾向があります。
▼信頼できる企業・導入実績がある企業の見極め方の例
企業の特徴 |
期待できること |
上場している |
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長く経営している |
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豊富な導入実績がある |
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これらのポイントを踏まえたうえで、信頼できる企業のWeb請求書システムを導入しましょう。
選び方3.データの連携がスムーズにできるか
Web請求書システムを導入する際は、自社の既存システムとスムーズな連携ができるかどうかも重要です。
スムーズに連携できないシステムの場合、手入力が必要となり、かえって業務効率が低下する恐れもあります。
Web請求書システムの連携方法は、主に下記の2種類です。
【連携方法の種類】
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なお、より効率的に連携したい方は「API連携」がおすすめです。
選び方4.操作は簡単であるか
Web請求書システムが簡単に操作できるかも、選定時の大切なポイントです。
せっかくシステムを導入しても、操作が複雑では「業務効率化につながらない」「従業員が積極的に利用しない」などの事態に陥りかねません。
操作が簡単なシステムは、直感的に理解しやすいシステムです。操作性の確認方法としては、下記が挙げられます。
【操作性の確認方法】
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無料トライアルでは、実際にWeb請求書システムを操作する従業員に試してもらうと、実務における利便性の把握に役立ちます。
おすすめWeb請求書システム10選!タイプ別に紹介
ここからは、おすすめのWeb請求書発行システムを下記の2タイプに分けて紹介します。
各サービスの特徴や費用、どのような企業におすすめのシステムなのかも解説していますので、ご参考になさってください。
タイプ1.【発行側】Web請求書の作成・発行ができるシステム5選
【発行側】は「請求書の作成や発行」など、請求書発行まわりの業務を効率化したい企業に役立ちます。
おすすめシステムは下記の5つです。
※システム名をクリックすると該当のページにジャンプします。
No |
システム名 |
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それでは、各サービスの詳細を解説します。
1. 回収代行サービス:料金の請求・回収を代行してもらえる
NTTファイナンスの「回収代行サービス」は、事業者様からのご依頼に基づいて、顧客への請求・回収業務を代行するサービスです。
事業者様は請求データを送るだけで、請求から収納までの工程をNTTファイナンスが代行します。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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支払い方法は、電話料金の合算(※)に加えて、口座振替やクレジットカード・QR/コード決済・コンビニ決済・請求書による支払いなど多様な選択肢があります。
利用者のライフスタイルや好みに合わせた支払いが可能です。
※電話料金合算は、エンドユーザーの商品・サービス利用料金などをNTTグループ各社料金と一緒に請求するNTTファイナンスオリジナルの決済手段です
顧客ニーズに合わせて決済手段が選べる「回収代行サービス」について知りたい方は、下記のバナーより資料を無料ダウンロードしてご覧ください。
\請求・料金回収を丸投げできる!/
▲1分でダウンロード可能!
2. 楽々クラウド決済サービス:請求・回収代行に加え、顧客管理が可能
「楽々クラウド決済サービス」は、請求・回収代行に加え、顧客管理が可能なクラウドサービスです。
「顧客管理機能」でサービス利用者の情報を入力すると、サービス利用者一人ひとりの請求金額が自動計算されます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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豊富な決済手段の提供に加えて、クラウド上で管理している情報に収納状況が自動反映される点も特長です。
システム開発不要で、コストを抑えて導入できる「楽々クラウド決済サービス」について詳しく知りたい方は、下記のバナーより資料を無料ダウンロードしてご覧ください。
3. ナビエクスプレス:利用中の明細書デザインを変えずに請求書作成が可能
出典:https://www.nttcoms.com/service/naviexp/
「ナビエクスプレス」は、現在利用している明細書のデザインをそのまま保持しつつ、請求書のフォーマットを作成したい企業におすすめです。
企業は既存のブランドイメージを維持しながら、請求書の発行業務のデジタル化が実現できます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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メール配信をおこなう場合、明細ごとにパスワードを設定できる機能があります。送信される情報のセキュリティを強化し、受け取る側の安心感への提供に効果的です。
4. 楽楽明細:請求書の印刷・三つ折り・封入・発送の手間を省き業務効率化へ
出典:https://www.rakurakumeisai.jp/
「楽楽明細」は、請求書や納品書、支払明細などの帳簿をWeb上で発行できるサービスです。請求書発行にともなう印刷・三つ折り・封入・発送といった手間を削減できます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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また、データはAPI連携により利用中の販売管理システムと自動で連携できます。
5. 請求QUICK:月額無料で請求書発行・入金消込・仕分けまで利用可能(月50通まで)
出典:https://seikyuquick.sbi-bs.co.jp/
「請求QUICK」は、請求書の発行から入金消込・仕訳が月額無料で使えるため、コスパよくシステムの導入がしたい企業におすすめです。
請求書レイアウトは、自社に合わせて会社ロゴや印影を自由に設定できます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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請求書発行は、事前に予約して自動で請求書送付が可能です。発行の手間や出し忘れのリスクを軽減できます。
タイプ2.【受領側】Web請求書の受領ができるシステム5選
【受領側】は、取引先から届いた請求書の受領にまつわる業務を効率化したい企業に役立ちます。
おすすめシステムは下記の5つです。
※システム名をクリックすると該当のページにジャンプします。
No |
システム名 |
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それでは、各サービスの詳細を解説します。
1. 法人"ビリングONE":バラバラに届く請求書が1通に!立替払いにも対応
「法人"ビリングONE"」は、バラバラに届く請求書(対象:通信費・公共料金・その他)を1通にまとめてクラウド上で管理できるサービスです。そのため、請求書の開封時間を大幅に削減できます。
「NTTファイナンスが一度立て替えて一括で事業者様に請求する」ため、サービスの導入後は銀行への個別の振込作業が不要です。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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法人"ビリングONE"を導入いただいたお客さまからは
- 大量に届く請求書を1枚にまとめられたことで、約1営業日分の稼働時間を確保できるようになった
- 回線の見える化により、使っていない不要な回線を特定し、コスト削減できた
など、喜びの声が届いています。
インボイス制度にも対応している「法人"ビリングONE"」の詳細は、下記のバナーより無料で資料をダウンロードしてご覧ください。
\請求書管理・支払いを自動化できる!/
▲初期導入コスト無料で利用可能
2. TOKIUMインボイス:請求書の受け取りから完全ペーパーレス化が実現
出典:https://www.keihi.com/invoice/
「TOKIUMインボイス」は、請求書の受け取りから完全ペーパーレス化したい企業におすすめです。請求書の支払い請求や承認、仕訳がオンラインで完結できます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。請求書や領収書だけではなく、電子帳簿保存法の対象となるあらゆる書類の保管・検索が可能です。
3. Bill One:あらゆる請求書をオンライン上で受け取り、請求書業務を加速
「Bill One」は、さまざまな方法・形式で送付される請求書をオンラインで受け取れるシステムです。
受領した請求書はクラウド上で一元管理できるため、ペーパーレス化やテレワークの推進につながります。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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専任のコンサルタントによるサポートを受けられたり、ユーザー同士の知見を共有できるコミュニティー運営したりしている点も特徴です。
4. freee受取請求書:受け取った請求書をAIがまるごと処理
出典:https://www.freee.co.jp/invoice-receipt/
「freee受取請求書」は、手入力ゼロでAIが請求書の収集や仕訳、振込、電子保管をおこなえるシステムです。
受け取った請求書をfreee受取請求書に取り込むだけで、電子帳簿保存法の要件に則った保存ができます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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freee会計と連携することで、仕訳入力の自動化もできます。
また、請求書の口座情報を自動で読み取り、全銀協フォーマットの振込データの作成も可能です。
5. バクラク請求書受取:さまざまなフォーマットの請求書を5秒で取り込める
出典:https://bakuraku.jp/invoice/
「バクラク請求書受取」は、さまざまなフォーマットの請求書をわずか5秒で自動的に取り込めるシステムです。
過去のデータを学習する機能により、自動で支払金額レポートや受取状況レポートを作成して可視化できます。
初期費用 |
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月額費用 |
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こんな企業におすすめ |
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無料トライアルが体験できるため、システムの操作性や請求書の自動読み込みの機能・スピードを確かめてからシステムの導入ができます。
Web請求書システムを活用して経理業務を効率化しよう
【本記事のまとめ】
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Web請求書システムは、サービスによって機能が異なります。
経理業務は専門知識が必要であり、さらに難度も高い業務であるため、担当者の負担は大きくなりがちです。
そこでWeb請求書システムを活用すると、経理業務の効率化やスムーズな業務運営につながります。
本記事で紹介した失敗しない選び方も参考にして、自社にマッチするサービスをお選びください。
なお当サイトでは、「請求書発行システム」と「請求書受領サービス」のおすすめ比較や選び方がわかる記事も公開しています。
ご興味がある方は下記からジャンプしてご覧ください。