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MY CAREER STORY

KATSUTA OKUBO

財務事業本部 グループファイナンス部 資金管理部門
※所属は取材当時のものです。
2005年入社
経済学部 卒

法人営業から資金業務まで、
書ききれないほど挑戦してきた多彩な業務。
そのすべてが、スキルとなって蓄積されている。

1年目
法人営業として、さまざまな規模・業種の企業に融資やリースを提案。
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名古屋・静岡エリアを担当する東海支店に配属。法人営業として、中小企業から上場企業まで、さまざまな業態・業種の企業向けに融資やリースを行ってきました。この事業は、まずNTTファイナンス側にキャッシュアウト(融資などによる資金の流出)があり、5年程度の期間を経て、資金を全額回収することで初めて利益が生まれます。そのため、「契約者から資金を全額回収できるかどうか」をあらかじめ見極める「与信」が非常に重要。決算書を調べたり、訪問して経営者と会話を重ねたり、与信判断能力を磨く経験を重ねました。私は自動車などの産業系をよく担当していたのですが、新車種が出る時の動きなど、世の中がどう回っているのかを経営者との対話を通じて知ることができ、とても刺激的でしたね。

7年目
巨額の資金計画や運用を経験し、資金・決済業務の礎を築く。
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資金部(現:財務事業本部)に異動。それまでとは、ガラッと仕事が変わりました。例えば「日別資金計画作成」。NTTファイナンスにはNTTグループの資金が集まるため、日常的に数千億円、時には1兆円を超える額が動いています。その膨大な資金をショートさせないことは絶対条件。また、できるだけ手元に保有しないよう、計画を立てる必要もあります。責任はもちろん大きいのですが、重要な業務に携わる充実感もたっぷり味わいました。また、短期余剰資金の運用、カード事業部の海外決済を自動化する仕組みづくり、支払業務、国際送金業務、資金制度の見直しなど、さまざまな業務を経験することによって、資金決済業務の礎を築くことができました。

13年目
NTTグループ会社に転籍し、これまでにない経験を通じてスキルアップ。
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人事交流の一環として、NTTデータの財務部に転籍しました。同じNTTグループではありますが、独自性が高い上場企業に関わったことで、新しい視点や考え方を吸収できたと思います。業務としては、出資案件審査、為替リスクヘッジ、国内・海外子会社の資金管理などに従事。案件審査では、出資予定先の借入金や現預金など、さまざまな状況をみながら審査を実施。また、「為替変動のリスクをヘッジしたい」「取引先へ貸付をしたい」「海外子会社の資金保全のために現地の国有銀行の保証を受けたい」など、国内外の新規案件にまつわる相談にも対応。その多くが対応したことのないものでしたが、法令や契約内容を吟味しつつ、これまでの知見を活かして取り組むことでスキルアップにもつながりました。

16年目
NTTグループに欠かせない、資金管理プラットフォームを運営。
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現部署にて、NTTグループの資金を一元管理し、手元資金の過不足を自動調整するプラットフォーム「CMS(キャッシュマネジメントシステム)」の運用に携わっています。CMSは、「NTTグループの金庫番」としてのNTTファイナンスを象徴する、なくてはならない仕組み。グループ各社と改善のための議論などを密に交わしながら、責任感を持って運用しています。また、一部のNTTグループ会社については、財務規程の改訂も実施。そのほか、自社の電源が使えなくなった場合、広域災害が発生した場合など、リスク発生時にも資金業務を維持するための検証や対策の立案、NTTグループ再編による資金業務の移管など、経験したことのない業務を幅広く実施。そのひとつひとつが、成長に直結していると感じています。

AND NEXT....

金融事業の法人営業から始まり、ここには書ききれないほど多様な業務を経験してきました。資金計画、短期資金運用、支払業務、出資案件審査、為替リスクヘッジ、CMSの運用……また、10年以上も資金業務に携わっていますが、その中身は変化し続けています。それでも、まだまだ経験していないことがたくさんあるほど、資金業務は奥が深いのです。これからも、さまざまなチャレンジによって成長していきたいですね。

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